つりたのC

へたのよこずき

今日の釣り20210921 ハゼ9匹

 

近所の川でハゼ釣り。

ホームグラウンドと言うにはあまりにもショボい川。

けっこうな数のハゼが見えてるのにまったく釣れない。上げ潮のほんの一瞬だけ釣れる。それ以外は絶対に釣れてくれないひどい川だ。

何も食べないハゼなんて有り得ないので、上げ潮ソムリエになれそうなぐらい記録をとって検討してやっと釣ることができるようになってきた。ハゼってこんなに難しい魚だっけ?

まあとにかく頑張った。

 それで今日、食ってくれそうなハゼの顔の前にそっと餌を置いて回るという、デキる営業さんみたいな丁寧な釣りをしてようやく9匹。

 ほんとに「あーあ、しょーがねーなー」って顔して食うからね、ここのハゼ。

いつもお付き合いいただいてすみませんね。

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それでも天ぷらサイズが釣れてうれC!

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釣られてくやしそうに暴れるハゼたち。

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仕掛けは、シモリとミャク釣りの中間みたいな仕掛け。

この川に特化したらこうなった、って感じの仕掛けの説明はまた別の機会に。

 

子供の頃の釣り2

「子供の頃の釣り1」の続き〜

 次に仕掛けの調達。

祖母の家には、叔父たちが若かりし頃に使っていた仕掛けの残りカスが詰まったおかきの箱があった。

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はっきり言って、こんがらがった糸やゴミの詰まった箱である。だが夏休みの小学生にとってそれは宝の箱だった。輝いて見えた。そこを漁ればだいたいなんとかなった。

ここから使えそうな長さのナイロン糸や浮きや針をピックアップし、仕掛けとして再構築するのだ。

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当時の私には「ハリス」という概念は無く、当然針は道糸に直結である。

 

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針にどうやって糸を結びつけていたのか覚えていないが、どうせでたらめな結び方だろう。きっと団子結びだ。

そうやってできた1本の針と糸に、浮き止めのゴムを通してテキトーな浮きを装着。さすがにゴムは経年劣化でボロボロなので買っていたと思う。

オモリは鉛の板オモリの切れ端を探し出してポケットに突っ込み、現場で調整する予定。

 

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完璧である。

 

〜つづく〜

 

子供の頃の釣り1

 
小学生のころ夏休みに祖母の家に行くと必ず釣りをしていた。
 
ド田舎で他に遊びがなかったというのもあるが、単純に魚が釣れるのが楽しくて好きだった。大人の趣味の釣りとは対極にある粗野な釣りで、非常に楽しかった。

 

まず竿の調達。

 
祖母の家の納屋の脇には何年も放置され乾いて茶色くカサカサになった腕ぐらいの太さの竹が漫然と積んであって、そのまた上に細い竹がガサッと積んであった。いつもそこから好みの1本引っ張り出して釣り竿にしていた。

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一応先細りにはなっているけど、まったくしならない、はっきり言って棒。長さは2.5mぐらい。
 
アタリに合わせるとかアタリをとるとか、そんな繊細な釣りの概念はひとつも持ち合わせていなかったので、この棒で必要十分だった。

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この棒があるだけですでに楽しかった。