横須賀海辺つり公園で、フグ、タナゴ、カサゴ
整備と管理が行き届いていると定評がある、横須賀海辺つり公園に行ってきました。
評判どおりとても綺麗な公園でしたが…土曜日だったこともあって、かなり人が多かったです。
それでも、釣り場が全長500mほどあるので無理なく場所は確保できました。ボラ綺麗。
さてどんなもんかなと、70mほど投げてみるとしばらくは砂地で、40~50mあたりから根がある感じで時々引っかかります。ゆっくりズルズル引きずると根掛かり必至。ポーン、ポーンとしゃくる感じで岩を越えてゆくしかないですね。
アタリがないまま足元まで来たときに…
フグ、キター!💢✨
でけえ。
ショウサイフグ、かな?
すごくお肉お肉してて太ってる。おいしそう。
食用になるらしいのですが、素人はおよびではありません。
■釣る前に、食べる前に、ショウサイフグという魚を知ろう!
https://tsurimaru.jp/articles/686
>卵巣と肝臓は猛毒、皮膚と腸は強毒、筋肉は無毒か弱毒、精巣は無毒だ。
>ただし本種をはじめフグ類の調理は、船宿やフグ調理師にお願いすること。
■【危険】ショウサイフグ×ゴマフグ。釣り人は雑種フグに注意!
https://oretsuri.com/fugu-danger
■危ない「雑種フグ」増加中 毒の部位不明、判別も困難
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34742520Z20C18A8CC1000/
毒の部位が異なるフグとの交雑の問題もあるとのこと。
ますますおっかない。
そんなわけで速攻、海に帰ってもらいましたが、その後足元にくる度に3~4匹釣れました。お気に入りのイルカのフィッシュグリップでギュッと挟んでやったら膨れてプコプコ言ってましたよ。
フグって「うわ、なんかデカいのきた!」って一瞬ワクワクするけど、あのフグ特有のグロングロンした引きですぐに全てを悟り無表情になりますね…。心躍らない瞬間です。
そして、フグで無表情になる中、なんかちっちゃいアタリが…
サビハゼ、ホシノハゼかも、キター!✨
マハゼ より丸顔で可愛いねえキミ。
※当初、よくわからずサビハゼだと思ってましたがなんか違うので調べたら、まず「クツワハゼ」というのがかなり近かったけど特徴的な目尻から伸びるハッキリした細い線が見当たらない。もう一度よく調べたら近縁種の「ホシノハゼ」というのがいて、見た目の特徴も一致するし、クツワハゼよりも深場に居るとのことで、この釣り公園は水深がけっこうあるのでおそらくホシノハゼだろうという結論になりました。オスとおぼしき個体の水中写真を見ると全身蛍光青緑色の線に隈取られたとても派手な美しいハゼで、これはそうでもなくて丸っこい体つきなのでメスかな。それでも目の下にうっすら光る青い線があって綺麗でした。こういうのを見ると、連れて帰って鑑賞するためにちゃんとした海水水槽があったらいいな、と思うけどこれ以上やること増やしたくないのでやめとけ、と自分にブレーキ。
またしても、なんかちっちゃいのがきた
カサゴ、キター!✨
小さいくせに根に潜る。
小さくてピントが合わない。
激渋なので、竿置いて荷物の整理とかしてたら…
タナゴ、来てたー!✨
ぜんぜん引かないんですけどこの人。
ちなみに、
管理が行き届いていると評判のこの公園、トイレも入り口付近と公園の真ん中あたりの2箇所にあって、トイレの心配がないだけでかなり気が楽です。掃除も行き届いて綺麗です。
あと、係員の方が頻繁に見回りに来てくださるので、行儀の悪い人が居られない感じになっているのもとても良いです。
見回り中の係員の方から「つりの基本とまめ知識 すきすきフィッシング」という綺麗な冊子をいただきました。わーい💕
向こうのほうでは子供たちがもらって喜んでいます。
ここの夕方はパステルカラー。
完全に日が暮れて暗くなってくると、夜釣りの人たちが入れ替わりで入り、夜も賑やかです。
というわけでこの日の釣果は、ショウサイフグ、サビハゼ、カサゴ、ウミタナゴの4種類。パラパラとちっちゃい魚が釣れる釣り場でした。
芝生ゾーンにテントとか張れるし、のんびりピクニックがてらにくるのが良いと思います。ガシガシ釣りするぞ!って感じではなくのどかな公園です。
持ち帰った魚は以下のとおり。
カサゴ:極小(死んでしまったので)
ウミタナゴ:小
揚げて食べました。おいしゅうございました。
ウミタナゴ、案外美味ですね。
ところで「つりの基本とまめ知識 すきすきフィッシング」
内容はこんな感じで、なかなか素敵な読み物です。…しかしどう見ても子供向きのコンテンツなのですが、なぜ私にもくれたのでしょうか。
読むけどね。
人生初カサゴ!
このところずっと強風だったのですが、一瞬だけ風が弱い予報が出ていたのでそのタイミングで江ノ島に行ってきました。
先週のアオイソメが余りに余って野菜室でうなってたので、それを消費したかったというのもあります。(アオイソメの保存方法はこちら)
以前、カワハギが釣れた場所で投げてみたところ…あー、根掛かりした、これはしっかりかかってるから何かに糸巻いて強く引いて…
と、思って力を込めたら糸が外れててフワンと引っ張れる。
あれっ?
根掛かりが勝手に取れた?
と、思ったらブルブル!
魚かかってる!
慌てて巻こうとすると…ガチっとまた根掛かり?
引っ張らずにしばらく放置すると、また勝手に根掛かり解除。
ハハ~ン、これはいわゆる『根に潜られる』というやつですねぇ。私はピンときましたよぉ(鈍)
潜られないよう、次に外れたときに素早くガーッと巻いてやると
人生初カサゴ、キター!✨
やったあ、かわいいー!
初めましてだねえ、キミは根に潜るんだねえ。
次は、なんか大きいのがかかった!
なんだろなんだろ?
うわー、大きいキタマクラ、キター!✨
青くて綺麗!
この大きさになるとクチバシがすごい。
次は、
ホシササノハベラ、キター!✨
胸ビレ先端の透けた赤が宝石みたいで綺麗。
挟まれてムカついてそう。
今回新調したこの、イルカ型のフィッシュグリップ、第一精工の『イルカやん!グリップ』が大活躍しました。見た目はおもしろ系だけど、とても掴みやすいし使いやすい。小物釣りにはこれがベストかも。
閉じた状態で尻尾を引っ張るとロックがかかり、使うときは胴体を握って尻尾を腿のあたりでポンと押せばロック解除して開くので片手で操作できます。
仕舞うときも尻尾に幅があるおかげで手に引っかかるのでロックしやすい。とてもよくできています。
ピンクもあるよ。可愛い。
このへんから風が強くなってきたので場所を移動。
浅い場所で、足元に何か居るなーと思ったら…
ハゼ、キター!✨
その様子では冬越せそうにないから持って帰って食べるね(鬼)
その後、もう1匹釣れた。こっちは普通の太さ。まだ近くにも居るんだなあ。
こういう足元の浅い場所なら、シモリ仕掛けと延べ竿があればもうちょっと釣れたのになー。前回は持ってきてたのに、こういうときに限って置いてくるという。あるあるですね。
クロダイの小さいやつキター!✨
やっぱり引きが違う。巻いてるときに水面でバシャバシャする。大きいシロギスかと期待してしまった。鈎を飲まれたけど、鈎外しの使い方を覚えたので、あまり傷をつけずにリリースできました。
相方にヒイラギ、キター!✨
棘が危険なのでイルカでガブっとホールド。キミは味が良いので持って帰る。
そして、もうそろそろ帰ろうかなって最後の最後に
シロギス、キター!✨
そんなわけで今回はとても魚種が豊富な釣行でした。
カサゴ、キタマクラ、クサフグ、ホシササノハベラ、マハゼ、クロダイ、ヒイラギ、シロギス、全部で8種類。楽しかった。
そのうち、お持ち帰りは…
カサゴ:小1匹
シロギス:中1匹
ヒイラギ:小1匹
カサゴはリリースサイズだけど初めてだから許して。次からは逃す。
頭とワタを取ってセモリナ粉まぶして丸揚げ。塩とスダチをかけるとすごく美味しい
ガリガリハゼがヒモみたいな仕上がり。ほとんど食べるとこ無し。こんななのに、味だけは良いからやっぱりハゼすごい。カサゴはもちろん美味しかったです。今度はもっと大きいのを釣りたい。
今年はあとどのぐらい釣りできるかな。
釣りしてる人は冬の間はどう過ごしているんだろう?
春まで妄想して過ごしてるの?
消費しきれない仕掛けが山盛り出来上がりそうで怖いw
それとも完全防備で何か釣りに行ってるんだろうか?
寒くて手がかじかむのもやだなあ…。
釣りする人って冬はどう過ごしてるの?
野島公園でシロギスとハゼ、の前に大ピンチ
昨日は野島公園で釣りをしてきました。
いつもの釣り道具が入ったカバンを持って、目的地に向かってる最中になんか嫌な予感はしていたんです。
いつもと何かが違う。
何が違うのかわからないけど、致命的な何かが潜んでいる感覚。
そんな胸騒ぎを覚えつつ、野島公園駅で下車して近くのコンビニで人間のご飯とアオイソを買って目的地に向かいました。
腹ごしらえが済んで、さあやるぞ!
竿出してリールを…
あれっ?
リールは?
カバンにリールがひとつも入ってないよ?
ぎゃあーーーーーー!!
リール忘れたーーーー!!!!
バカーーーー!!!!!
いつもと何が違うって、重さだよ! めっちゃ具体的だよ!
家を出るときに「やけに軽いな?」って気づけよってハナシ!!
手入れ後にリールをいつもと少し違う場所に置いたのがマズかった。そのまま置いてきちゃった。ヒー!
はー…やっちゃった。もう台無し、釣りが根底から覆された。
せっかく遠出したのにバカバカバカバカバカバカ。
遠目には、公園のベンチに座ってのんきにカバン覗き込んでる人に見えたかもしれませんが、心の中では、大変なアクションが繰り広げられていました。もう堤防から飛び降りたいぐらいの勢いでした。
もう、おにぎり食べただけで帰るか?
3mの延べ竿と仕掛けも一応持ってきてるけど、夏のハゼ釣りならいざしらず今の季節は無理だ。
いやいや、待て待て。
近くに釣り具屋はないか?
…いや、ダイソー。
ダイソーはないか?
確か数百円で糸付きのリールを売っているはず。
あったあ。
よし!
ダイソーに賭けてみる!
リール単体はなかったけど釣竿とセットのやつがあったよ!
リーダー用の3号のナイロンラインを予備で持ってきてたから、これをつなげて…できた!
ありがとうダイソー!
1時間ほどロスしたが、諦めなくて良かった。
これで釣りができる、できるよおおおお!
部品の大半がプラだから軽くて快適、ダイソーリール(笑)
付属の糸はナイロンの2号ぐらいかな。
とてもナイロンらしいミョーンとした感触。
底の様子がぜんぜんわからん。
それでも人は慣れるものです。なんとかコツコツとあたりがわかるようになってきて、ようやくキター!
ちっちゃいシロギス!✨
アタリはあるけどかからないので、アオイソを尻尾のほうから千切って付けて細くしてようやく釣れる。頭のほうから付けると太くてダメ。
ハゼもキター!✨
なんかキミ、夏と違って痩せてて頭デカくないか?
アタリも夏と違ってもっさりしてる。ブリンブリンしてない。
スジハゼがキター!✨
小さすぎてかかってるのがわからなかった。
青のラメがめっちゃ綺麗。
木の枝もキター!✨
とても綺麗にかかっていた。
そんな感じでポツポツと釣れて、日が暮れて寒くなってきたので終了。
●シロギス
小:5匹
●ハゼ
大:1匹
中:2匹
ハゼの大きいのは約16cmで、私としては最高記録かも。でも痩せてる。
今回大活躍してくれたダイソーのリール。分解するとこんな感じ。
なるほど、部品が少ない。
でも、ちょい投げには必要十分でしたよ。
ありがとね。
もうダイソーに足向けて寝られないわ。
そこらじゅうにあるから無理だけど。
エアーシンカーでシロギス釣れた
昨日、江ノ島にまた行ってきました。
先日はカワハギが3匹釣れたのでそれで味をしめたからです。またいい思いをできるのではないかと。
で、前回カワハギが釣れた場所へ行ったのですが…風が強くて釣りにならない。思うところへ投げられないし、アタリがきてるんだかなんだかさっぱりわからない。
前夜にWindyで調べたら風速3mで許容範囲かなーって思ったんだけど、当日現場行ったらもっと吹いてました。残念。
なので、今日はダメかなーと場所を移動しつつ帰り仕度をしていました。放置してたらヒトデが釣れたりで、やっぱりダメっぽいなあ、と。
しかしヒトデってこんなにしっかり食って針にかかるんですね。細かい足がワキワキとよく動いていた。
そして、
もう帰るつもりだったけど駄目元で河口付近でちょっとだけ投げてみたところ…
シロギスキター!✨
時合だったらしく、立て続けにポンポンと釣れて…
カワハギもキター!✨
ちょっと待ってこのカワハギ、なんか変。
君、体に毛が生えてるけど…どうしたの?
検索して調べてみたけど、こういうの記録が見当たらない。なんだこれ。
ま、食べるんですけどね。
そうこうしているうちに、アタリはあるけど釣れないなーって感じになって、最後に…
ヒイラギがキター!✨
写真撮りそびれたー!
さて、もうすぐ日が暮れるし寒くなってきたのでこれにて終了。
ダメかと思ったらいい感じに釣れた。やったあ。
この日の空はとても綺麗でした。
結局、釣果は…
ヒイラギ、2匹
カワハギ、1匹
キス、8匹
小:3匹
中:4匹
大:1匹
シロギス、あとで測ってみたら、一番大きいのが約18cm!
自分史上最大のキスが釣れました!
おかずになる量が釣れて良かった。
ヒイラギは塩焼き、キスは天ぷらと昆布締め、カワハギはお刺身を肝醤油で。
美味しゅうございました。
そんなワケで、またしても味をしめた江ノ島でした。
やっぱりエアーシンカー使いやすくていいな。
使ったエアーシンカーは塗装が少しハゲていたので、ペイントマーカーで補修…するついでに水玉模様にしてみた。エアーシンカー草間彌生モデル。
ババーン。
こんなのが海底を這いずってきたら、魚的にはちょっと無視できないでしょう。そうであってほしい。
使うのが楽しみです。
エアーシンカーでカワハギ釣れた
うちの近所の川ではもうすっかりハゼが釣れなくなったのでどうしようかなと思い、使ってみたかったエアーシンカーという天秤を入手し、江ノ島の堤防に行ってきました。
竿は、メジャークラフトFCS-902ML(シーバス用だけどいろいろ使えるよ、っていう、安くて軽くて使い勝手の良い竿)
エアーシンカーは18gを使用。色は目立つ黄色。
ピンクもあるよ。
軽く投げて40mぐらい。とても素直に飛ぶ。向かい風でなければもう少し飛んだかも。上手な人ならもっと飛ぶはず。
で、一投目ですぐカワハギ! えー!?
✨人生初カワハギ!✨ やったよ!😆
ちょっと待って、こんな順調な釣り生まれて初めて。
カワハギ、結構引きが強い。
3匹目で大きいのが釣れたとき、針を外そうとしもたもたしてたらハリスが切れて地面にボトッと落ちた。地面の上じゃなかったら逃すところだった、危なかった。
そのあと絶え間なく
派手なベラ
小さいクサフグ
の、3種類が忙しく釣れて楽しめました。
派手なベラ。空みたいな青!
最終的に…
カワハギ:大1、小2
ベラ:5匹ぐらい
フグ:3匹ぐらい
ロクに釣れないだろ、と思って魚を冷やすものをまともに持ってこなかったが、予想に反してよく釣れたので短時間で終えて慌てて帰宅することに。ベラとフグは海にお帰りいただいた。
アオイソメを小さい保冷バッグに保冷材を入れて持参していたので、仕方なく餌箱の下にカワハギを敷いて申し訳程度の保冷材でかろうじて冷却しながら持ち帰った。平たい魚でよかった。
晩御飯でおいしく頂きました。
お刺身を肝醤油で。
頭と骨の部分は焼いた。
で、エアーシンカー、使い勝手良かった。
やっぱり餌は底からちょっと浮くのが良いのだと思う。アタリもわかりやすかった。
そして、根掛かりしにくかった。
引っかかったときもグーッとテンションかけてからピョンと放せば取れたし、無くさずに済んだのでgood!
ちなみに、ハリスが長いと絡むので、かなり短くして使ってました。10センチぐらいでいいかも。
針はケン付き流線の7号。餌がずれにくいので便利。
ハリスの色は、自分が見やすいように蛍光色のを使ってます。
魚はこんなの色ついてても気にしないと思うので、ヘラブナ用の見える道糸をハリスに使ってます。ビカビカと濃い蛍光色でいやでも目に入って人間にとっての安全性が高まるので気に入っています。
だいたい「むっ、この餌には目立つ色の糸がくっついている…怪しい、針が仕込まれているのでは…」なんてことを推測できる魚がいたら精神的にまいって絶対倒れる。そんなタイプは海みたいなワケのわかんない怖い場所で生活できっこない。メンタルやられて絶滅しているはずだ。まあ、そんな魚がいても私が相手できるはずもなく、それは存在しないのと同じだ。だから大丈夫。
帰宅後のエアーシンカー、岩にゴツゴツぶつかったせいで塗装が剥がれている箇所があった。
蛍光色のペイントマーカーで塗ってみたところ…とても手軽に使える反面、カバー力がいまいち。もっと良い塗料がないか探してみよう。
昨日は短時間で釣りらしい釣りができて楽しかった。いつもこんなだったらいいのに。カワハギが3匹釣れたらおかずには十分。
今度は同じ場所の足元でブラクリを試してみたい。
これは堤防の別の場所で、足元を何度も行ったり来たりしていた小魚の群れ。イワシかな? 動画も少しは撮っておきたかったがぜんぜん間に合わなかった。
こういうのは何度見ても良い。綺麗。また見たい。
リリアンごととれた
先日絡んだ仕掛けから回収した具を再利用した仕掛けがこちらです。
初めてこの仕掛けを作ったときは、ハリス止めをPE直結にしていました。
が、その後、オモリごと根掛かりして仕掛けを丸ごとどころか竿の先端のリリアンごと失うという憂き目に遭ったのです。ダメ!直結!
なんでそんなことになったかというと…
慣れない遠征先が牡蠣殻だらけでギンポ類が餌をくわえてすぐ牡蠣殻の中へ引っ込む魔の釣り場だったからです。
「あっ!」
引き込まれるのがハリスだけならちょっと引っ張れば切れて回収できるのですが、そうではなくて、元気よくオモリごと牡蠣殻内にガッチリ引っ張り込むのです。もうだめです。
「これは外れないわ…」
糸を掴めたらよかったのですが、遠くて掴めないので、仕方なく竿と道糸をまっすぐにして…
力ずくで強めに引っ張ると…
「よし取れた!」
取れたのはいいけど、仕掛け丸ごと取れちゃったよ…と思って、よくよく見たら竿先のリリアンごとロスト!
安いけど新品の竿だったのでとてもショック。
折れなかったのがせめてもの救いです。修理も簡単でした。
これに凝りたので、以後、PE直結ではなくナイロン糸を連結して、オモリ以下を犠牲にして上は助かるように改良しました。
それがこの部分です。よく見てやってください。
昔から普通にある工夫だと思いますが、自分が憂き目に遭うまで身に沁みないのですよね…ようやく大切さがわかりました。そして得意げに発表してます。
苦い経験は釣り人を成長させるのです。
仕掛けのSDGs
細いPEは絡んだら最後、現場でどうにかできる代物ではないと思いますが、家に帰ってから落ち着いて作業すれば…
どうにもなりませんでした。
もう糸は切って、粛々と具だけ再利用して作り直します。時代の最先端、SDGsです。知らんけど。
今年になってハゼ釣りに凝っているのですが、手軽だけど凝ることもできる釣りで、非常に気に入っています。
釣ってる最中だけではなくて、仕掛け作りも面白くて非常に妄想が捗ります。
・まずスタンダードな釣り方を調べる
・どの方法で釣りたいか
・パーツの種類とサイズの選定
・試行錯誤して全体のバランスを整える
近所でちょこっとやれる釣りの良いところは「妄想から実践までのインターバルが短い」です。
調べる
考える
確かめる
調べる
考える
確かめる
の無限ループで、頭の中の時間がけっこうハッピー💖な感じになります。少々やなことがあっても「こう見えて、頭の中ではハゼ釣ってんだからな!🎣」とやり過ごす余裕ができます。
これは、合法的に脳内麻薬を出す方法として、もっと広まるべき発見です。
自宅の近くに河口がある方は是非、脱法麻薬ハゼ釣りを。